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5th Album『After All, All Mine』全曲解説のセルフライナーノーツを公開!

Text:大比良瑞希

 

M1. YAWARAKAI HOME

最終的に、安心できる”柔らかい家の中”にいるような、音色とアレンジに落ち着きました。当初私が一人でアレンジを組んでいた時は、もっとサンプリングの音などもたくさん入っていたんです。その上でフルートかストリングスか、どっちかを録音してもらいたいなと悩んでいる時に、昔からレコーディングやライブなどでもお世話になったり、よく遊んでもらっている銘苅麻野さんの音がいいなと直感的に思い、お願いして、お家で録音させてもらいました。その場でloopを試したり、chase bliss audioのエフェクターなど遊びのあるエフェクトを乗せながら、何本か録音して、後から差し引きしたり、オートメーションで音量を波打たせたりして完成しました。その時にはサンプリングなどが少し余計に聞こえて、ギターと声とバイオリンだけの音になりました。MIXはあえてトラックメーカーのFKDくんにお願いしました。音のざらつきやlo-fi感が出て気に入っています。最初をフェードインにするかどうかも、すごく悩みました。最終的にはアルバムをフェードイン始まり、フェードアウト終わりにしたので、1枚を何度もループして聴いてもらえたら嬉しいです。9曲の中で、朝から夜になるような、幼少期から今に続くような。この曲は、自分の幼い頃のグニャっとした柔らかい部分に帰りたい、というような…幼いときにお母さんの布団で一緒にくっついて寝た感じとか、もや〜っと記憶の中にある遊歩道とか、そういうものを思い出せる雰囲気を作りたいなと思ってました。歌詞は全然違うものがついているときもあったけど、レコーディングで歌ってみて「やっぱりこっちのほうがフィットするな」と思って書き変える、ということを何回も繰り返しました。最終的には銘苅さんのあったかくて上品に包んでくれるストリングスの音が乗ったことに身を任せたら、一番最初に歌いたかったことが言葉になったという感じでした。

 

M2. ねねねねね、

この曲は1曲目「YAWARAKAI HOME」とギターのフレーズもBPMも一緒なんです。録音素材まで一緒です。サボったわけではありません(笑)。このフレーズを弾いていると楽しくなっちゃって、メロディが何個も浮かんだから2曲作っちゃおうと思って。アレンジは私がベーシックを組んで、それに対して山本連くんが的確に音を足したり引いたりしてくれました。連くんは直近でもライブやレコーディングで参加してくれていて、毎度ベースのうまさに痺れていたのですが、今回トラックプロデュースとして一緒にやってもらうのどうかな?っと声をかけてみたら、自分で最初変な曲だなと思っていたこの曲のデモ段階の音源も「かっこいいじゃん」と言ってくれて、Hiatus KaiyoteとかThe Rootsとか洋楽soulを色々聴きながら進めていきました。ギターや歌の録音にも立ち会ってくれて、おかげでギターも私っぽい音かつ良いテイクが録れたし、歌もひとりで録音したものより良くなりました。今までのアルバムと今作の一番大きな違いは、実は宅録という点もあります。スタジオに入らず、宅録環境を少しだけupして、いろんなミュージシャンに助けてもらいながら、手探りで録音して、これで本当に大丈夫かな?とずっと首を傾げながら、自問自答を繰り返してたどり着きました。最終的に自分だけでジャッジするのは苦手だったし、決めないと時間だけがどんどん経つ怖さがありましたが、色々試されることは大事だな、と思える場面もたくさんありました。それによって、音楽の聴き方も変わったり。歌の録音は、今までデモを録っていた時の自分の歌が割と好きだったなと思い出したり、ずっと好きなFeistの歌い方のようなソファに寝転がりながら歌っている雰囲気すらあるリラックス感を出したいなと思っていたのもあり、一人っきりで集中して、自分が居心地良く歌うことを一つのテーマにしていました。なので、最初はこの曲も一人で録音していたのですが、それを聞いた連くんが、歌の抑揚やブレスやビブラートの具合などについて色々客観的に意見をくれて、仕方なく(笑)録り直したら、確かによくなり、3歩進んで5歩下がるを繰り返しながらも、一番納得いくいい音が録れたように思えます。この曲のミックスは、高慶航さん。紹介してもらった大阪の方で、顔も声も知らないままリモートでずっとやり取りをしました。今っぽい。洋楽的な声の太さと全体の厚みを楽しんでやってくれる方で、とてもやりやすかった嬉しい出会いでした。初めてご一緒できた渡辺翔太さんのキーボードのソロもめちゃくちゃかっこいいので、それも聴いてほしいポイントです。この曲の歌詞は、別でメモしていたフレーズで、はめたらたまたま合ったんじゃなかったっけな….でも今までの自分だったらこの曲にこの感じの歌詞ーーメランコリックな温度感に、《みんなが首を振る》、「でも私は強気です」みたいな具体的な歌詞ーーをはめられなかったと思う。今回は音に乗らなさそうな言葉でも思っていることをそのまま乗せてみようって、吹っ切ってやってみたら「面白いじゃん」と思えました。とは言え自分の中で完成しても、人に聞かせる時、リリースする時は、結構勇気が必要でした。この辺から変な歌詞にハマりはじめました。

 

M3. No No No

India.Arie「Video」という曲が昔から好きで、これはそのオマージュ的なところがあります。トラックを作ってくれたFKDくんのカラーとIndia.Arieイメージがいい塩梅で混ざりました。歌い方は、昨年のグリーンルームでのライブも素晴らしかった私が好きなシンガーのJessie Reyesも参考にしました。歌詞がベタっとしちゃうのは嫌で、なるべく英語っぽく聴かせて、歌詞カードを見たら刺さる人には刺さる、くらいの感じにしたいなと思ってました。「No No No ~」だけはメロディができた時から歌詞が決まっていましたが、サビでありきたりな言葉じゃなくサビのリズムにハマる繰り返せる言葉を、何日も歌いながら探していて、《飲み込んでしまう》がいいかも、と思いついたときは気持ちよかったです。ただ、「のみーこんでっ」なのか「のみっこんでっ」なのか、そんな歌のグルーヴも何度も一人で試行錯誤して、意外とかっこよくなるまで時間がかかり難しかった思い出です。今までは私自身が「NO」と言うことを怖がって、「YES」に逃げるようにして人の意見を飲みすぎていたけど、これからは「NO」も大事にしたいなと思っています。このアルバムのレコーディング中も「こっちがいいんじゃない?」に対して、頑張って自分を信じて「NO」を言うことも、時に辛いけどすごく意識していました。にしてもFKDくんとは、立ち会いでアレンジ作業中話が逸れまくり、自分たちが今まで感動した曲やMVを見せ合う時間の方がたぶん長く、それはそれでとても有意義な時間でした。

 

M4. So It’s Not Too Late

夢を追いかけたり目標があったりすればするほど「今は足りてない」と思いすぎてしまうけど、常に「今この瞬間が楽しくて幸せだ」とまず思えないと、一生幸せになれないことに気付いた。足りない感情は特にアーティストとしてはとても大事だけれど、それと同時に、すり減っていく自分だけと過ごすのは辛い。タイムマシーンに乗って「いつに帰りたい?」って聞かれたら、常に「今に帰りたい」って思えるように過ごせたらなと思います。この曲のキーボードを弾いてくれたのは、旧友showmoreのあっちゃん(井上惇志)。九州からうちに来て、2時間録音したりした後に、3県くらい跨いだどこか遠くへ帰るみたいな多忙な中、ここで床にキーボードを置いて正座しながら弾いてくれました。スタンドあったよ(笑)。今までも「見えない糸」や「いかれたbaby」、「Eternal My Room」などの、私の曲に残してくれた彼のソロは極上なのですが、今回のソロもまた本当に美味しいソロで、正座で録音したとは思えないかっこいい仕上がりです。いろんな外の素敵録音スタジオで一緒に録ったことも懐かしいけど、たった2人で、まるでトランプで遊ぶような感覚で録音できたことが、今回はよかったです。もともとBメロは違うコードを入れていて、それに対してあっちゃんが「Bメロをもうちょっと落としてみるとサビがいきるんじゃない?」って言ってくれたり、実際悩んでいたところだったので、それにはNOを言わず便乗してみたり。後半のラテンフレイバーはshowmoreの最新アルバムにもあるエッセンスで、あっちゃんが加わることでその雰囲気を入れられて、アルバム全体の温度があがったのは通して聞いても嬉しい部分。MIXは今までもお世話になったことのある向啓介さん。あえてややインディー感ある音作りにしたく、歌のドライ感など何度も色々試してもらいました。今回全曲録った録音マイクを選ぶ時も教えて頂いたり。

 

M5. CURVE

この曲のアレンジは、YUUKI KANAYAくんと。去年の夏頃ライブ現場で会って、たまたま「最近宅録をやっていて機材を知りたいんだよね」みたいなことを話していたら、どの機材を使うといいよとか、いろんなことを教えてくれて。その流れで「1曲一緒にやってみようよ」っとなり、私のデモと、私が最近聴いているアーティスト….Hope Tala、Remi Wolf、Olivia Dean、Yaya bey、Joy Crookes あたりを共有したら、好きなアーティスト話も盛り上がって、脅威のスピードでアレンジして返してくれました。その勢いでその曲とはまた別の曲を、私がベーシックアレンジをした上で、お願いしたのがCURVE。とにかく早いのにも感動で、気持ち良い音作りをしてくれました。データ管理力あたりもすごく長けていそうで、羨ましかったです。この曲はレコーディングの最後にコーラスをどんどん追加していったんですけど、今回のアルバムはコーラスにも時間をかけられたので、面白いアプローチができた曲が多いなと思います。歌詞は、運転好き、ポテト好き、キョロキョロ好き、永遠に気分転換なのかも、という恥ずかしいほど私なのですが…..全ての過程をもっと楽しんでいいんだっていう歌。実はゴールはまやかしかもしれないし、今持っている愛おしいものたちと、それぞれのタイミングで、良い景色を眺めてドライブしていこうっていう曲です。Bメロの《視力検査みたいな景色》は、視力検査に出てくる、真っ直ぐな道の先に気球がある景色が思い浮かんだから、それをそのまま遊びながら書いてみました。それも昔だったら入れられなかったかも。はじめてエッセイを書くみたいに歌詞を書けたのは、楽しかったですね。

 

M6. Tell Me Why

この曲は、FKDくんと一緒に作りました。FKDくんは「ここはこの音がないほうがかっこいい」とか、削ぐことがすごく上手い。それで残った一音一音の奥行きと存在の仕方がかっこよくて。シンガーのZINくんのトラックで知って気になったのが最初で、今回のアルバムで初めてご一緒できました。あとはこの曲もコーラスがポイントですね。裏のメロディが好き。でも、なんって言ってるかは、私も知りません(笑)。去年、Pip Millettというアーティストをよく聴いていて、どこかジトっとしてるけどクールでユニークさもある彼女の存在と、味わうほど沁み入るギターのリフやコーラスの上品な在り方に惚れて、そんな要素が出せたら良いなと思って作った曲です。2番のサビに入っているファズが効いたギターは、BECKの「Everybody’s Got To Learn Sometime」が昔から好きで、あの感情的な美しく壊れていくようなソロの音を、ふとこの2番に取り入れたら、より激しさがかっこいいんじゃないかと思って入れてみました。徹底的に落ち込みたいときってあると思うし、私自身ひとりのときは暗い曲を聴くことも多いので、この曲はとことん重たく悲しいモードにしたかった。歌詞に関しては、メロディに対して、かなり言葉を詰め込みました。最初は書いた歌詞に対して、削らなきゃ〜どうしようって思ってたけど、これこのまま歌えるんじゃないかって思って、むしろかっこいいのかっと。ミスチルとかも、無理やり言葉を詰めてるかっこよさがあるよなっと思い出したりしながら。


M7. How are you feeling?

唯一、先行配信した曲。去年の春くらいに3、40曲分くらいの弾き語りワンコーラスを作った中で、弾き語りの状態から私も特に気に入っていたし、J-POP寄りなものよりちょっとひねくれているものが今の自分にはいいかもと思って、これを先行配信に選びました。このトラックを一緒に作ってくれたのは1Co.INRさん。「誰とやるのが面白いか」を考えるのも今回のアルバムの課題だった中で、Spotifyでたまたま1Co.INRさんを見つけて、Instagramをフォローして、DMしたら「やりましょう」と快諾してくれて。山口在住の方なので、ワンコさんともリモートでやり取りでした。確か去年フジロックに私が行っている時に、第一段階のアレンジが返ってきて、めちゃくちゃかっこよかったのは苗場だったからではありません。でもその時まだAメロだけのアレンジで、サビがこのリズムだと思いつかないということで、今のアレンジになったのですが、その時のアレンジもとっても尖っていて、エリカバドゥなどHipHopなエッセンスが強く出ていてよかったのです。結構長電話で色々と「どうしようね」の話をしたり、このなんと呼んだらいいかわからない名前からもわかる、個性の強さとシュールさが、大好きなミュージシャンの一人です。正式な呼び方は、ワンコイナリさん。いまだにずっと口に出した瞬間に間違えて読んじゃってる?ってなります。ビートも、MPCで叩いた上に、さらに何かスパイスをかけたり?、音色をlo-fiにしてかっこよくすることなど、すごくこだわっている方で、どうやら自宅スタジオもすごそうです。歌詞は、この曲も言葉を詰めがちにしました。《リセットする術なら サメ映画やサウナで》あたりは、一聴したらなんと言っているかわからないけど、だんだん単語がわかってきて、ん?っとなるくらいがいいなと思って書きましたが、皆そうなってくれてたでしょうか…今までだったら歌詞が日本語としてはっきり聴こえないと録り直しになっていたけど、歌詞も音で楽しいほうがいいし、それも自分のオリジナリティにしたいなと思うようになりました。私の歌が、例えば「た」の言葉を歌う時、「T」と「A」でわかれて大袈裟に言うと「トゥ、 ア」みたいになる時があり、それも歌い直しになることが多々ありました。でも歌のゆらぎを考えたら、今の私はそこも生かしたかったので、この曲である意味日本語を壊せたことは気に入っています。10年以上通っているボイストレーニングの先生とは、日本語を日本語と思って歌うことで、口や舌の形を歌いづらくしてしまっている話がよく上がり、そう言う意味でもひらがなの時点でそれを意識しながら歌詞を書いたり、意識的に日本語を壊してただ音と思って歌っている時もあります。自分の作詞の意識が変わるタイミングは何度かあったのですが、3rd Albumの「33歳のエンディングノート」で田中秀典さんという作詞家の方と共作をして、日常の切り取り方についてハッとすることがあり、4th Albumの「理想の沼」という曲でラッパーのCHICO CARLITOくんと作詞をした時は、自分の中にそこまで意識がなかった韻の踏み方についてかなりインパクトをもらったりと、他にもたくさん今までの制作で影響を受けたことを経て、今回のアルバムでは作詞の意識が昔とだいぶ変わったと思います。

 

M8. あいこが続いたみたいな

柴田聡子さんのアルバム『Your Favorite Things』(岡田拓郎が共同プロデュース)が好きで、どう作られているのかも気になり、詩と文学の老舗雑誌である『ユリイカ』の柴田さん特集を読んでいました。そこに載っていた岡田拓郎くんのインタビューを読んで、改めていつか岡田くんと1回ご一緒してみたいなと思って、緊張しつつも今回なのでは?と思い至り声をかけました。やっぱり最初に声をかける時は、皆さん緊張します。岡田くんは、森は生きているの時から一方的に知っていて、音から情景が見えるその裏側を見たいと思ったり、たまに予想外なアレンジに不意を打たれたり、落ち着く憂いがいつも漂っていて、普段どんな音楽をどんな風に聴いているんだろうと思わされる人。優河ちゃんの魔法バンドでのライブの時も、ギターの音色に隙間に…いいバンドだなとよく思ったりしていました。そんな経緯から、この曲は、まず弾き語りの状態で送りました。そしたら今までになかったパターンというか、パズルのように私が送ったトラックの一部を移動したりはめ込み直したりしたものに、簡単なビートがついた、ラフデモが返ってきて。それがまずなんか、未完成なんだけど、とてもゾクゾクさせるものでした。そこにすでにコーラスラインが面白く入っていて。「歌とメロディが立ってるから、アレンジはシンプルめでいいかもね」みたいな話をしたり、手触りがある質感にできたらなということを話していたりしたら、まさにそんな温度感にできあがりました。私が最近好きで聴いていたEloise の話とかもしながら。まさに岡田くんとだったからこその、new popさが出せた気がします。歌詞は、家族でもパートナーでも友達同士でも、同じことを考えていた瞬間って嬉しいものだから、それを大事にしたいなという想いで「あいこが続いたみたいな」という歌詞を書きました。大げさな「愛してる」よりも、そういう瞬間が一番平凡で幸せだと思う。勝ち負けではない関係というのもね。そういう平凡な幸せこそ終わってしまうのが怖い、という気持ちも込めています。

 

M9. 夜を縫って

このギターリフもお気に入りです。でもいざ録音で弾こうとすると難しくて、何回も録り直しました。歌も、最初一人で録った時、感情を込めすぎていて、『ねねねねね、』の時のように録り直しが行われ、ドライに無の表情で歌うことを意識して録り直したり。デモの段階では気に入っていても、ベタっと日本語詞が乗ると、少し冷めてしまうというあるあるな部分が、この曲もまさしく録音中難しい部分でしたが、色々トライして、日本語とこの曲調だからこそ良いバランスを目指せた気がします。あまりテンション高くなく、自分の日常の温度に寄り添ってくれる曲が好きだから、そういう曲をずっと作りたくて。派手ではないし、「これはポップスと言えるのか?」という感じだけど、こういう淡々とした曲が好き。今まではこういう曲をいっぱい作っても世に出さなかったけど、これからはこういう曲も大事にしていきたいなと思います。山本連くんとは、王道ポップスじゃない曲をもっと面白く発信したいよね、というマインドも合い、ありがたかった。これも渡辺翔太さんのピアノソロが気持ちよくて、目の前で弾いてくれているときから泣きそうでした。フェードアウト位置は悩みましたね、これ一生聴いていられるソロじゃないですか。曲が神秘的になったから、歌詞を書くのはプレッシャーがありました。アレンジもできてから、最後に歌詞ができて、歌を乗せました。でも結果的に今回は全曲、自然と歌詞が出てくれてよかったです。最近ライブで、この曲を一人弾き語りするのですが、ギターの音数も少ないですし、普通のコードストロークのように6本弦を抑えている時間もほぼないので、音源以上に緊張感があり、どんどん引き締まっていく空気を楽しみながら歌っています。お客さんの方が緊張させてしまっているかもしれない。ぜひライブでの『After All, All Mine』も楽しみに会場まで足を運んでいただけたら嬉しく思います。